2018年09月07日

2018年7月豪雨 広島派遣の報告

こんばんは、冨士原(工2)です。先日8/20~8/22に、6名で広島県三原市での災害ボランティア活動に参加してきましたので、その報告をさせていただきます。

今回は20日の午後に自動車で出発し、福山市で一泊。21日の朝に三原市に着き、ボランティアセンターの受付に行きました。
この日は個人宅の片づけをお手伝いすることになり、個人参加の方々とともに現地に向かいました。母屋と納屋がありましたが、どちらも1階部分がまるまる浸水していたそうで、泥やごみをかき出す作業を行いました。9時に受付をしてから14時には撤収という、休憩も含めれば短い作業時間でしたが、暑い中での力仕事はなかなか過酷なものでした。なんとか泥出しはひと段落したものの、家は壁がはがれていたりと大きな被害を受けており、まだまだ作業の手が必要な状態でした。継続的に関わっていけないことには、少し歯がゆさを感じました。活動終了後は、尾道市に移動して一泊しました。

22日は、21日とは別の個人宅の片づけに参加することになりました。こちらは家の中はきれいでしたが、庭や側溝、玄関扉といった周囲が汚れてしまい、清掃や泥出しをしてほしいとのことでした。くもりで作業がしやすく、また人手と道具が多くあったこともあり、予定よりも早く作業を完了しての撤収となりました。その後、ボラセンに戻ってからは避難所になっている小学校への物資の運搬をお手伝いし、温泉に入ってから帰路につきました。

私が今回の活動で印象的に思ったことは、「支援する人を支援する体制」の重要さです。
ボランティアセンターでは、活動先で使うスコップなどはもちろん、飲み物やタオルが用意されていて、活動の後にはしっかり休ませてもらえるようになっていました。指定された温泉に無料で入れるというサービスも利用させてもらいました。もちろん、マッチングを受けてすぐに困っている住民さんのもとへ向かうことができるのも、ボラセンの方々が資材や情報を管理している努力のおかげでしょう。こうした体制に私たちボランティアも支えられているのだと思います。
また、地域による被害の差も印象に残りました。「県」や「市」といった大きなくくりで被災地と呼ぶことは簡単ですが、実際には地区や住宅によって被害の度合いは様々です。あまり被害がなかったところから来られている県内のボランティアもたくさんいらっしゃいました。一方、特に報道がされていない、被害が少ないと思われているような地域の中にも、困っている人はいるはずです。意識せず、被災地に対して偏見を持ってしまっているかもしれないと考えると少し恐ろしい気持ちがしました。
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2018年08月23日

2018年7月豪雨第1次岡山派遣 活動報告

こんにちは。筒井(3)です。私たちは、先日発生しました7月豪雨災害の復旧活動のお手伝いのため、816日に岡山県倉敷市真備町に行っていました。その活動報告をさせていただきます。以下は理学部2回生の反橋君からの報告です。




反橋(理・2)

8/16に救援隊の隊員数名で7月豪雨で浸水被害の大きかった岡山県倉敷市真備町に行き、現地でのボランティア活動を行っている真備ベースさんの活動に参加させていただきました。

私達が行った活動の内容としては浸水被害のあった住宅にお伺いして、家屋内の土砂出しなどです。

お伺いした住宅(おそらく周辺全て)1階天井部まで浸水被害にあっており、復旧のために天井・壁・床を剥がして基礎・柱等を一度むき出しにされている状態でした。そこから溜まっている土砂を出してきれいにし、再び内装工事などを行っていく予定のようです。

私達は10:00頃から活動を開始し、まず大きなゴミや石などを箒などで先に取り除いたあと、高圧洗浄機で固まっている土砂を基礎から剥がし、ポンプを使って外に汲み出すという作業を行いました。言葉にすると簡単ですが、想像以上に大変な作業でした。また室内作業でさらに天気が曇りということで直接日に当たることはなかったのですが、真備ベースの方から水分補給をこまめにということを念押しされました。私達学生は今回6人参加し、真備ベースの方も2人同じ現場で作業を行っていました。16:00まで作業をしたにも関わらず、1日かけて3部屋未満分ほどしか終わらず、今後も作業の完了までかなりの時間・労力を要することを感じました。真備ベースの方にお話を伺うと私達がその日作業した家は作業完了までにあと2日ほど全部で4日ほどかかるそうです。またもっと長くかかるところだと作業完了に1週間はかかる家があり、まだそのような家が何十件もあるそうです。

豪雨から既に1ヶ月以上が経っていますが、未だに至るところに被害の爪痕が残っており、今後の復旧作業にかかる時間の長さを感じました。

しかし一方で、被害にあった店舗なども様々な形で臨時営業が行われており、力強い活力を感じました。私達以外にも各地からボランティアが連日集まっているようです。

印象的だったのが、真備ベースの方は「被害のことばかりではなく、倉敷にはいいところがたくさんあるのでそうした部分も楽しみにぜひ倉敷にもっと来て欲しい」というようなことをおっしゃっていました。

他の災害の際にも、その地域の特産品などを購入するという形の支援もよく聞きます。倉敷に興味のある方はぜひこの夏、倉敷に遊びに行かれてはいかがでしょうか



私たちがさせていただいた活動は、機材の使い方を教えていただきながらになり、作業の効率としては少しゆっくりになってしまいました。しかしそんな中でも、活動の受け入れをしてくださり、本当に感謝しています。ありがとうございました。

 家主さんと少しだけお話することができたのですが、「本当に終わりの見えない作業だ」とおっしゃっていました。家の基礎を洗浄した後、乾燥させないと次の作業に移れないのですが、この天候もあり、なかなか作業もすすまないそうです。毎日地道に作業を進められているので、疲れもかなりたまっておられるようでした。一日も早く、もとの生活に戻られることを祈るばかりです。

 私たちが行った真備町で、住宅を歩いたり、道路を走ったりする中で、被害の痕が大きく残っている部分がたくさんあり、まだまだできることはたくさんあると感じました。それと同時に、現地の人たちやベースを構えている人たちの温かさに触れ、また来たいと思えるような一日になりました。本当にありがとうございました。



作業の特性上、あまり全体の写真は載せられませんが、以上で報告とさせていただきます。


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posted by 神戸大学学生震災救援隊 at 10:57| Comment(0) | 救援隊 | 更新情報をチェックする

2018年03月25日

2018年度 ひまわりチーム紹介

こんにちは、2018年度ひまわりチームのリーダーになった冨士原健斗(工学部新二回生)です。この記事では、ひまわりチームの活動の紹介をさせていただきます。

突然ですが、日本の「識字率」はいくらかご存知ですか。日本では、読み書きがふつうにできる人の割合は99.9%といわれています。義務教育で日本語の勉強をしますから、日本では読み書きができるのは当たり前と言えるかもしれません。ですが実際には、戦争のために学校に行けなかった、在日外国人として日本で学ぶ機会がないまま生活しているといったように、日本にも様々な理由から文字の読み書きが不自由な方が暮らしています。

神戸市長田区の公民館には、そういった方々に読み書きを教える『ひまわりの会』という団体があります。私たちひまわりチームはこの「識字教室」に参加し、毎週土曜日の朝10時から12時まで、学生として社会人スタッフの活動をお手伝いしています。
普段の活動では、身近な話題や時期に合ったテーマをとりあげ、学生やスタッフが持ち回りで授業をしています。ひまわりの会は20年も続く団体ですが、一方的に知識を押し付けるのではなく、参加者のみなさんと一緒に勉強することが長らく大切にされてきました。支援をする僕たちを含め、この会にはいろんな背景や興味をもつ人たちが集まっています。だからこそ、たくさんの知らなかったことに気づき、新鮮な気持ちで一緒に学べます。僕自身、それが活動の大きな魅力になっています。

今年の目標は、活動をもっと楽しく、永く続けられるような土台作りをすることです。
チーム自体ができたのは2008年のこと。すでに、チームは会とともに長い時間を歩んできました。そんな中、社会人スタッフの方々はだんだんお年を召されてきています。今後はますます、学生の担う役割が大きくなっていくかもしれません。それはやりがいを感じられることでもありますが、大変なことでもあります。活動を続けるために大切なことを、気負わず楽しくやれるようにすること。難しいかもしれませんが、しっかり意識していきたいです。

ちなみに、今年の取り組みの1つとして、ひまわりチームのブログと、更新告知用のTwitterアカウントを立ち上げています。まだまだお見せできるものは少ないですが、日々の活動のことをこまめに報告していければと思います。見ていただけるとうれしいです!
Twitterはこちら、ブログはこちらです!
posted by 神戸大学学生震災救援隊 at 16:30| Comment(0) | ひまわりチーム | 更新情報をチェックする