2019年春 山元町派遣1日目報告

宮城県山元町の派遣に参加した鈴木(国人1)です。一日目の報告をしたいと思います。
今日の活動の流れをおおまかに説明すると、東北大のスクラムというサークル団体と、東日本大震災の被災者である阿部さんと合流し、被災地を案内して頂きました。その後、復興まちづくり交流館で、阿部さんから被災者ならではのお話しをして頂きました。
阿部さんは、被災後、被災地の復興に尽力され、現在は、東北大課外・ボランティア活動支援センター学術研究員として勤務されています。
まず、被災地を案内して頂いたことについて、訪れた場所は、石巻市雄勝町とその周辺で、大川小学校、雄勝小学校跡地も見学しました。大川小学校では児童74人と教職員10人が犠牲となられました。多くの訪問者が跡地を見てすぐに帰ってしまうなか、私たちは、逃げれば助かったはずの裏山にも登り、当時の状況、今なお続く裁判のこと、様々な問題点などを、行政、遺族の両方の立場からお話して頂きました。雄勝小学校跡地は現在太陽光パネルが設置されており、跡形は全くありませんでした。

その後、復興まちづくり交流館で、阿部さんから、当事者だからこそ語れるお話をたくさんして頂きました。内容が非常に濃く、ここに書ききることはできませんが、簡単に紹介したいと思います。
まず、阿部さんの震災時に九死に一生を得た話では、当時の会話まで鮮明に語って頂き、実際の動画も見ることができました。その次のアイデンティティの話では、阿部さん自身の苦しみを当事者にしか分からない観点で語って頂きました。私たちも自分たちの活動を見直すよいきっかけになったと思います。また、人と人の関係について、土地に縛られず、個人として接して欲しいと仰っており、私たちの普段の人付き合いでも参考になる点が多々ありました。

以上、第一日目の報告になります。ありがとうございました。

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